GTX 1060搭載のG-Tune ゲーミングPCレビュー!ベンチマークと動作確認【NEXTGEAR i650SA6】
マウスコンピュータのゲーミングPCブランド『G-Tune』の『NEXTGEAR i650SA6』のレビューです。PCゲームからVRまで実際に動作確認したり、ベンチマークや比較を行いました。
NEXTGEAR i650SA6は、CPUにインテル Core i7-6700K、 GPUにGTX 970以上でGTX980に迫る性能を持ちつつお値段は安い、NVIDIA GeForce GTX1060 6GBという、コスパが良くおすすめのPCです!
また、メモリは大容量の16GB、さらに240GB SSDを標準搭載!価格は149,800 円からです。
(価格やスペック、各PCゲームのベンチマーク・動作確認等は2016年8月21日現在のものであり、製品仕様・販売価格は変更となる場合があります。また、価格表記は税抜きであり、レビュー機はレンタルしたものです。)
NEXTGEAR i650SA6のスペック
CPU |
インテル® Core™ i7-6700K プロセッサー |
---|---|
グラフィック |
GeForce® GTX™ 1060(6GB) |
メモリ |
16GB PC4-17000 (8GB×2/デュアルチャネル) |
SSD |
240GB Serial ATAIII (6Gbps/ Serial ATAIII接続) |
チップセット |
インテル® Z170 Express |
光学ドライブ |
DVDスーパーマルチドライブ |
カードリーダー |
マルチカードリーダー |
電源 |
700W 【80PLUS® BRONZE】 |
保証期間 |
1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
マザーボードのチップセットがZ170 Expressなので拡張性が高く、SATA SSDより5倍早いM.2 SSD搭載できます。
CPUのi7-6700Kはi7-6700より10%性能が高いですが、Z170はi7-6700Kをオーバークロックしてさらに性能を引き出せます。
なので、将来ハイスペックなグラフィックボードに交換しても、CPUが足を引っ張ることはありません。ただし保証外なので、保証期間後にスペックが物足りなくなった時にしましょう。
また、電源が大容量 700Wなので、これもグラボ交換時に推奨電源容量が気になりませんし、経年劣化で電源容量が減ったとしても元が大容量なので、安心して長く使えます。
上記スペックは2016年8月21日現在のものであり、現在は変更となっている場合があります。最新情報や詳細な仕様に関しては、こちらを御覧ください。
NEXTGEAR i650SA6のPCケース
まず、PCケースを見ていきます。(画像をクリックすると大きな画像も見れます)
防塵フィルター付きでホコリ対策万全
G-TuneのNEXTGEARシリーズのPCケースは、中世時代の騎士の兜をイメージしたデザインが特徴です。
このフロントパネルは取り外せます。個人的には気に入ってますが、デザインが好みじゃない方は外しちゃいましょう。
取り外すと、ホコリ対策として防塵フィルターパネルがあります。このフィルターパネルは上部を押すと取り外せます。
さらに内部のフィルターは脱着し、丸洗い可能です。ホコリはゲーミングPCの天敵ですが、フィルター完備で簡単に掃除もできるため、PCの故障率がかなり下がると思います。
側面、底面には通気口あり
側面グラフィックボード側にはメッシュ状の吸気口があります。また、底面には排気口があり、ゴム足で空気が通りやすくなっていて、冷却性とエアフローに気を使っているのが分かると思います。
接続端子は充実
天面には、電源と接続端子(マルチカードリーダー、USB3.0が2つ、USB2.0が2つ、マイク入力、ヘッドホン出力)があり、USBがフロントに4つもあるのは使いやすいですね。他社製のゲーミングPCと違い、マルチカードリーダーを搭載しているのも地味に便利です。
背面には、マザーボードとグラフィックボードの接続端子があります。グラフィックボードはGTX 1060で、DisplayPortが3つ、HDMIが1つ、DVI-DLが1つあります。
ケース内部は広くエアフローも良い
ケース内部にはフロント部分からグラフィックボードまで広いスペースがあり、フロントファンからグラボへ直接的な冷却を行っています。SLIといった複数グラフィックカードを搭載しても充分な冷却性があります。
エアフローは、フロントファンから吸気し、背面ファンと電源によって排気される形です。
NEXTGEAR i650SA6 PCゲームの動作確認・ベンチマーク
オーバーウォッチ PC
オーバーウォッチ PC版の解像度1920x1080でのフレームレート(fps値)は以下になります。
設定 | 最小fps | 平均fps | 最大fps |
---|---|---|---|
低画質 | 279 fps | 297.83 fps | 302 fps |
高 | 144 fps | 174.87 fps | 209 fps |
エピック | 91 fps | 110.62 fps | 144 fps |
FF14
非常に高いスコアで、1920×1080、2560×1440では非常に快適。4K解像度でも快適です。
新生エオルゼア
設定 | スコア |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 |
15874 (非常に快適) |
最高品質 / 2560×1440 |
10184 (非常に快適) |
最高品質 / 3840×2160 |
5040 (とても快適) |
蒼天のイシュガルド
設定 | スコア |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 /DirectX 11 |
12720 (非常に快適) |
最高品質 / 2560×1440 / DirectX 11 |
7812 (非常に快適) |
最高品質 / 3840×2160 / DirectX 11 |
3743 (快適) |
ドラクエ10
最高品質 4K解像度でもすごく快適【はぐれメタル級】です!
スコア | |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 |
20742 (すごく快適) |
最高品質 / 3840×2160 |
13274 (すごく快適) |
ドラゴンズドグマ オンライン
最高品質 1920×1080でとても快適です!
スコア | |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 |
12967 (とても快適) |
PSO2
PSO2設定5、エピソード4 設定6ともに、快適な動作が見込める【5001】を大幅に上回っています!
スコア | |
---|---|
Ver.2.0 / 最高品質 / 1920×1080 / 設定5 |
100937 (快適) |
エピソード4 / 最高品質 /1920×1080 / 設定6 |
54634 (快適) |
フォールアウト4
4K解像度は流石に厳しい感じですが、1920×1080では非常に高いfps値なので、MOD導入しても余裕でしょう。
設定 / 解像度 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
ウルトラ設定 / 1920×1080 |
78 fps | 94.17 fps | 121 fps |
ウルトラ設定 / 2560×1440 |
50 fps | 65.58 fps | 82 fps |
ウルトラ設定 / 3840×2160 |
24 fps | 34.42 fps | 43 fps |
スカイリム
2560×1440までは非常に高いフレームレートです!4K解像度もMOD無しなら非常に快適です。
設定 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
ウルトラ / 1920×1080 / 高解像度MOD |
121 fps | 157.57 fps | 235 fps |
ウルトラ / 2560×1440 / 高解像度MOD |
80 fps | 98.69 fps | 119 fps |
ウルトラ / 3840×2160 / 高解像度MOD |
53 fps | 61.88 fps | 71 fps |
マインクラフト
12 chunk, 32 chunkともにかなり高いfpsなので、高画質MODを入れても快適に動作します!
設定 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
12 chunk | 440 fps | 585.95 fps | 751 fps |
32 chunk | 134 fps | 185.77 fps | 357 fps |
SteamVR
平均忠実度は高く、90 fps 以下のフレームは一つもないため、VR酔い対策は充分です。
平均忠実度 | 7.8 / 11 (高い) |
---|---|
テストされたフレーム | 9719 |
90 fps 以下のフレーム | 0 (0%) |
CPU バウンドフレーム | 0 (0%) |
HTC Vive (theBlu)
HTC Vive用VRゲームの中で、比較的重いtheBluでも非常に高いfps値です。
最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|
85 fps | 89.5 fps | 90 fps |
3DMark
Fire Strike
4KゲーミングPCには一歩たりませんが、全体の79%より上のスコアを出しました!
Time Spy
DirectX 12のベンチマーク Time Spyでは、全体の40%より上のスコアです!
静音性
静音性のチェックを行いました。室内は32.8dBAです。
PCから50cmの位置に騒音計を置いた場合、低負荷時41.7dBAです。
高負荷時は若干ファンノイズがあり46.6dBAですが、70cmの距離だと44.9dBAになるので、BGMが鳴っているPCゲーム中なら気にならないレベルです。
PCからの距離 | 低負荷時 | 高負荷時 |
50 cm | 41.7 dBA | 46.6 dBA |
70 cm | 39.9 dBA | 44.9 dBA |
まとめ
NEXTGEAR i650SA6は、CPUにインテル Core i7-6700K、 GPUにコスパ最強のNVIDIA GeForce GTX1060 6GB、メモリは大容量の16GB、さらに240GB SSDを標準搭載したミドルハイスペックのゲーミングPCです。
電源も大容量で、オーバークロック可能、ケースに防塵フィルターも完備で、コスパも良いのに将来性もありPC寿命も長いのでおすすめのゲーミングPCです。
ベンチマークしたところ、最新PCゲームからVRまで動作し、最高品質の画質でも非常に快適です。
価格は149,800 円からですが、これだけ揃ったゲーミングPCでこのお値段は比較てき安いです。
価格やスペックは、2016年8月21日現在のものなので、時期により変わる場合があり、さらに安くなってることもあります。PC購入の際は、メモリ、HDDやSSD、CPUグリス等もカスタマイズ可能なので自分好みのスペックにできます!ぜひ下記リンク先から実際に確認してみてください!