GALLERIA Gamemaster GL レビュー!40以上のゲームをサポートしたドスパラPCでBF1等ベンチマーク!
ドスパラのゲームPC『GALLERIA』の『Gamemaster』シリーズである『GALLERIA Gamemaster GL』のレビューです。
『Gamemaster』は、40以上のPCゲームを実際に動作確認した上に、ゲームサポートを深夜1時まで行うという、従来の推奨PCを超えた至高のゲームPCに与えられる名です。
そのGALLERIA Gamemaster GL のスペックは、CPUにインテル Core i7-6700、GPUに安くて高性能なGTX 1060 6GB、メモリ16GB、SSD 480GB、HDDは3TBを搭載!
スリムタワーを採用しているため、ゲーミングPCなのにコンパクトとなっており、お値段は 164,980 円 からです。
(価格やスペック、各PCゲームのベンチマーク・動作確認等は2016年11月3日現在のものであり、製品仕様・販売価格は変更となる場合があります。また、価格表記は税抜きです。)
ケース
PS4と比較できるくらいコンパクト
ゲーミングPCのミドルタワーケースと比較して半分くらいの細さです。
寝かせるとPS4より少しだけ大きいくらいで、ゲーム機を遥かに超えるスペックのゲーミングPCとは思えないくらいコンパクトですね。なお、付属のインシュレータ(ゴム足)を付けると、横置きも出来ます。
小型でも冷却性能は充分ある
エアフローは、両側面のグラフィックボードとCPU部分にある通気口やファンで吸気し、背面から排気します。
なお、横置きの場合は、CPU側(白いFAN)が上面、グラボ側(通気口が大きい方)が底面となります。
GPU・グラフィックボードの温度は、ストレステストで 71度。一般的なミドルタワーケースだとGTX 1060は75度前後なので、冷却性能は充分あります。
DVDドライブ搭載で接続端子も充実
小型PCですが、DVDスーパーマルチドライブも搭載し、前面の接続ポート類も USB 3.0x2、SDカードリーダー、マイク入力 x1, ヘッドフォン出力 x1(ステレオミニプラグ)など充実しており、困ることはまず無いでしょう。
PCゲームのベンチマーク
PC版BF1 (バトルフィールド1)
バトルフィールド1(BF1) 解像度1920x1080 の フレームレートです。グラフィック最高設定のウルトラでも90fps以上です!
設定 | 最小fps | 平均fps | 最大fps |
---|---|---|---|
低 | 168 fps | 187.20 fps | 201 fps |
中 | 124 fps | 133.70 fps | 144 fps |
ウルトラ | 88 fps | 97.93 fps | 110 fps |
スカイリム スペシャル・エディション
スカイリム スペシャル・エディションの最高画質であるウルトラでは、FHD解像度で平均80fps!MOD導入しても快適です!
設定 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
1920x1080 |
68 fps | 80.05 fps | 93 fps |
2560×1440 |
50 fps | 56.42 fps | 64 fps |
3840×2160 |
29 fps | 31.12 fps | 34 fps |
PC版オーバーウォッチ
オーバーウォッチ PC版の解像度1920x1080でのフレームレート(fps値)は高画質でも195fps以上!低画質なら300fps出ます!
設定 | 最小fps | 平均fps | 最大fps |
---|---|---|---|
低画質 | 268 fps | 299.48 fps | 302 fps |
高 | 155 fps | 195.38 fps | 247 fps |
エピック | 105 fps | 116.85 fps | 147 fps |
Civ6 (シヴィライゼーション6)
シヴィライゼーション6のベンチマークです。解像度1920x1080でグラフィック設定(パフォーマンスインパクトとメモリ)を最高画質「ウルトラ」でも平均67fps!
設定 | 平均フレーム時間 | 平均fps |
---|---|---|
ウルトラ | 14.869 ms | 67.25 fps |
ToS (ツリーオブセイヴァー)
ToSを垂直同期をオフでベンチマークしました。グラフィック設定最高でも快適です!
最小fps | 平均fps | 最大fps | |
---|---|---|---|
最高画質 | 106 fps | 109.47 fps | 111 fps |
最高画質 / 混雑3 | 46 fps | 52.33 fps | 57 fps |
最高画質 / 混雑4 | 44 fps | 50.20 fps | 54 fps |
フォールアウト4
WQHDなら60fps以上、FHDなら90fps以上でるので、MOD導入も余裕です!
設定 / 解像度 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
ウルトラ設定 / 1920×1080 |
78 fps | 94.60 fps | 124 fps |
ウルトラ設定 / 2560×1440 |
50 fps | 64.53 fps | 84 fps |
ウルトラ設定 / 3840×2160 |
26 fps | 33.97 fps | 43 fps |
SteamVR
平均忠実度は非常に高い8!90 fps 以下のフレームは勿論一つもないため、VR酔い対策は万全です!
平均忠実度 | 8 / 11 (非常に高い) |
---|---|
テストされたフレーム | 9819 |
90 fps 以下のフレーム | 0 (0%) |
CPU バウンドフレーム | 0 (0%) |
HTC Vive (theBlu)
HTC Vive用VRゲームの中で比較てき重いtheBluでは平均88fps!
最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|
65 fps | 88.20 fps | 91 fps |
VR カノジョ 体験版
VR カノジョ 体験版のベンチマークでは、標準グラフィックのノーマルで 89 fps!動作快適度も最高の星3です!
設定 | スコア | fps | 動作快適度 |
---|---|---|---|
パフォーマンス | 500857 | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
ノーマル | 498454 | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
クオリティ | 126028 | 46 fps | ★:重い(動作不可) |
ハイクオリティ | 124582 | 44 fps | ★:重い(動作不可) |
PC版マインクラフト
12 chunk, 32 chunkともにかなり高いfpsなので、高画質MODを入れても快適に動作します!
設定 | 最小 | 平均 | 最大 |
---|---|---|---|
12 chunk | 214 fps | 352.52 fps | 602 fps |
32 chunk | 134 fps | 223.43 fps | 423 fps |
PC版FF14
蒼天のイシュガルド
設定 | スコア |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 /DirectX 11 |
12991 (非常に快適) |
最高品質 / 2560×1440 / DirectX 11 |
8125 (非常に快適) |
最高品質 / 3840×2160 / DirectX 11 |
3965 (快適) |
新生エオルゼア
設定 | スコア |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 |
15860 (非常に快適) |
最高品質 / 2560×1440 |
10314 (非常に快適) |
最高品質 / 3840×2160 |
5242 (とても快適) |
ドラクエ10
スコア | |
---|---|
最高品質 / 1920×1080 |
19405 (すごく快適) |
最高品質 / 3840×2160 |
12517 (すごく快適) |
PSO2
スコア | |
---|---|
Ver.2.0 / 最高品質 / 1920×1080 / 設定5 |
95685 (快適) |
エピソード4 / 最高品質 /1920×1080 / 設定6 |
51385 (快適) |
3DMark
3DMark Fire Strikeでは全体の76%より上!VR用ゲーミングPCのスコアを 1609 も超えて、上位24%に食い込むスコアです!
Fire Strike 1.1 | 10880 |
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Time Spy 1.0 | 4127 |
静音性
静音性のチェックを行いました。室内は31.8dBAです。
PCから50cmと70cmの位置に騒音計を置いた状態で計りましたが、ゲーミングPCの中では比較てき静かな方で、同じGTX 1060とi7-6700搭載でタワー型の Galleria XT より静音性は良いです。
PCからの距離 | 低負荷時 | 高負荷時 |
---|---|---|
50 cm | 36.4 dBA | 37.2 dBA |
70 cm | 36.0 dBA | 36.5 dBA |
スペック
CPU | インテル Core i7-6700 (クアッドコア/HT対応/定格3.40GHz/TB時最大4.00GHz/L3キャッシュ8MB) |
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グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (CUDA 1280) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-17000/8GBx2/デュアルチャネル) |
SSD | Intel SSD 480GB 540sシリーズ |
HDD | 【SATA3】 3TB HDD |
チップセット | インテル H110 チップセット Mini-ITXマザーボード |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
カードリーダー | SDカードリーダー |
電源 | SILVERSTONE SST-SX600-G(SFX 600W 静音電源 / 80PLUS GOLD) |
サイズ | 105(幅)×350(奥行き)×382(高さ) mm |
保証期間 | 1年間 持込修理保証 |
電源は自作ユーザーにも評判のSILVERSTONE SST-SX600-Gです。
電力変換効率の性能が良い 80PLUS GOLD で、容量もGTX 1060の推奨より200Wも多いため、仮に経年劣化して容量が減ったとしても充分使えますし、将来ハイスペックなグラフィックボードに変更しても余裕の電源容量があります。
動作確認済みの対応ゲーム一覧
推奨PCは基本1台1ゲームしかサポートしませんが、GALLERIA Gamemaster GL は40以上サポートし、マインクラフトやオーバーウォッチといった他社のゲーミングPCではサポートしていないゲームもあります。
さらに、上記ゲームのダウンロードからインストール、ログインにゲーム自体の説明までを、深夜1時までサポート!
ただ、この充実したサポートのせいか、GALLERIAの類似モデルと比較して価格が2万円くらい高くなっています。しかし、Gamemasterモデルはスペックで説明した電源を見ても分かるように、さらに高品質で人気の高いパーツが採用されています。
また、対応ゲームは今後も増え続けますし、ゲームが出る度にPCスペックに不安にならずに済むのはお得です。
参考:ガレリア ゲームマスターは40以上のPCゲームに対応し深夜1時までサポート!ドスパラのゲームPC新シリーズ!まとめ
GALLERIA Gamemaster GL は、人気一位のGALLERIA XTをスリムタワーにし、電源容量とHDDを増量し40以上のゲームサポートを付けた感じです。
スリムタワーだからといって、熱対策は疎かにせず冷却性能は充分ありますし、電源も良いためPC寿命も長くなります。
充実したサポートが価格にも反映されて164,980円からですが、PCゲームが出る度に動くかどうか不安になることから解放され、精神的な安定感を得られます。
価格やスペックは、2016年11月3日現在のものなので、時期により変わる場合があり、ドスパラは頻繁に無料キャンペーンがあるため、さらに安くなってることもあります!
今なら無料のガレリアメンバーズ登録で毎月抽選のプレゼントキャンペーンも行っているので、ぜひ下記のリンク先から実際に確認してみてください!