Vive スペック (PC VR 推奨スペック)
HTC Vive スペックについて。実際にVRゲームを動かしベンチマークした結果から快適なPC 推奨スペックを解説します。
目次
Vive 推奨スペック
HTC Vive 推奨PCスペックは、CPUがCore i5-4590以上、グラボ・GPUがGTX 970以上、メモリ4GB以上となっています。
CPU | Intel Core i5-4590またはAMD FX 8350以上 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970またはAMD Radeon R9 290以上 |
メモリ | 4 GB以上 |
ただし、VRゲームによってはVive 推奨スペックよりハイスペックなPCを、推奨スペックとしているのもあるので、やりたいVRゲームがあるなら、しっかりPCスペックを確認したほうが良いです。
グラボ・GPUはGTX1060以上がおすすめ
そこでSteamVR Performance Testと、ViveのVRゲームで比較てき重いtheBluで実際にベンチマークを行いました。
結果、i7-6700とGTX 1060のPCスペックでほぼ90fpsである平均89.49fpsとなり、最小フレームレートで84fps、SteamVRでも7.9(高い)でした。
GPU+CPU | SteamVR ベンチ | theBlue 最小, 平均fps値 |
---|---|---|
GTX 1080+i7-6700K | 11 (非常に高い) | 89 fps, 89.53 fps |
GTX 1080 (水冷OC)+ i7-6700K | 11 (非常に高い) | 88 fps, 89.53 fps |
GTX 1060 + i7-6700K | 7.8 (高い) | 85 fps, 89.50 fps |
GTX 1060 + i7-6700 | 7.9 (高い) | 84 fps, 89.49 fps |
GTX 970 OC + i7-3770(Vive推奨スペック) | 7.6 (高い) | 47 fps, 83.37 fps |
RX 480 + i7-6700 | 6.6 (高い) | 44 fps, 70.59 fps |
Vive推奨スペックであるGTX 970をオーバークロックしたグラボでも、最小フレームレートが47 fpsでカクつきを感じる場合があります。
VRは、90fpsより下がれば下がるほど酔いやすくなるので、推奨スペックより一段上のGTX 1060がおすすめです。
このSteamVRパフォーマンステストの結果は、グラボ・GPUのスペックに大きく依存しているためか、CPUがi7-6700Kよりi7-6700の方が0.1スコアが高いですが、まあ誤差みたいなものでしょう。
また、SteamVRのその他のグラボ・GPUについては下記の画像のようになってます。なお、GTX 1070で最大値の11になり、それ以上のGTX 1080も同じ値となります。
関連:グラボ・GPUの詳細
VRカノジョなどVRエロゲーはハイスペックが必要
VRカノジョ では、最高画質(ハイクオリティ)で快適(推奨)のPCスペックは、i7-6700Kと水冷化でオーバークロック(OC)されたり高冷却クーラーを搭載したGTX 1080でした。
ただ、公式サイトによるとSteamVRの設定変更をした場合、通常のGTX 1080+i7-6700どころかGTX 1070でもハイクオリティで快適になるようです。
しかし、90 fpsより下がるほど酔いやすくなるので、できればGTX 1080以上、将来の美化MOD対応なども考えるならGTX 1080 Tiも一考に値すると思います。
GTX 1060はノーマル画質で快適ですが、アダルト(エロ)系VRは画質がかなり重要でしょう。画質が低いと興がそがれるので、ハイクオリティでも快適になるGTX 1070やGTX 1080以上のスペックが最低限あれば大丈夫と思います。
以下はVRカノジョのPC スペックと画質、ベンチマーク結果の表です。
PCスペック | 画質 | fps | 動作快適度 |
---|---|---|---|
GTX 1080 Ti 11GB+i7-8700K+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1080 Ti 11GB+i7-7700K | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
Titan X 12GB+i7-7700K | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1080 8GB+i7-7700 | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1080 8GB(水冷OC)+i7-6700K(水冷) | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1080 8GB+i7-6700+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1080 8GB+i7-6700K | ハイクオリティ | 58 fps | ★:重い(動作不可) |
GTX 1070 Ti+i7-8700K+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1070 8GB+i7-7700+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 88 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1070 8GB+i7-6700+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 81 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1070 8GB+i7-6700K | ハイクオリティ | 44 fps | ★:重い(動作不可) |
[ノート]GTX 1070 8GB+i7-7700HQ+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 80 fps | ★★:やや快適 |
GTX 1060 6GB+i7-7700+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 65 fps | ★★:やや快適 |
[ノート]GTX 1060 6GB+i7-7700HQ+SteamVR設定変更 | ハイクオリティ | 57 fps | ★:重い(動作不可) |
GTX 1060 6GB+i7-6700 | ハイクオリティ | 44 fps | ★:重い(動作不可) |
GTX 1080 8GB+i7-6700K | クオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1070 8GB+i7-6700K | クオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
[ノート]GTX 1070 8GB+i7-7700HQ+SteamVR設定変更 | クオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 1060 6GB+i7-7700+SteamVR設定変更 | クオリティ | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
[ノート]GTX 1060 6GB+i7-7700HQ+SteamVR設定変更 | クオリティ | 82 fps | ★★:やや快適 |
GTX 1060 6GB+i7-6700 | クオリティ | 46 fps | ★:重い(動作不可) |
GTX 1060 6GB+i7-6700 | ノーマル | 89 fps | ★★★:快適(推奨) |
GTX 970+i7-3770(Vive推奨スペック) | ノーマル | 54 fps | ★:重い(動作不可) |
CPUはi5よりi7-7700がおすすめ
Vive推奨スペック CPUのi5-4590は、最近だとi5-7500、一昔前だとi7-3770が似たようなCPUです。
グラボ・GPUに比べCPUの重要性は低いですが、i7-3770だと最小フレームレートが47 fpsとなり、ゲームによってはカクつく場合があります。
もし買い換えるならi7-7700以上にすると、後でグラボだけ交換したくなった時も足を引っ張らないスペックにもなりますし、おすすめです。
安い推奨スペック以上のCPUは、性能順だと以下のようになります。
- i7-7700K
- i7-7700
- i5-7500 = i5-4590 (推奨スペック)
メモリは8GB以上がおすすめ
推奨スペックは4GB以上ですが、VRゲームによっては推奨スペックを8GBとしているのもあります。
なので、4GBではなく無難に8GBが良いですが、予算が許すなら念の為16GBがおすすめです。
SSDはあると便利
HDDより数倍速いSSDにVRゲームをインストールすると、ゲームの起動と読み込みが早くなり快適です。
また、Windows OSもSSDにインストールすると、数年後も新品同様の快適性になるので、PCを長く使いたいなら強くおすすめします。
Vive 推奨PC (推奨スペック以上のPC)
GALLERIA XA7C-G60S コメント販売元 | ||
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価格:円 |
販売元 | ||
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価格:円 |
VRカノジョがハイクオリティでも快適なGTX 1080 Ti搭載PC!
販売元 | ||
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価格:円 |
上記以外のVive推奨スペック以上のPCを見たいという方は、値段別にまとめたので下記のリンクからどうぞ!
【18万円~】GTX 1080搭載PCで最高画質でもヌルヌル!
また、Vive推奨PCのおすすめリストをまとめたので、こちらも参考にどうぞ!
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