グラボ使い回しでゲーミングPC買い替えを安く!グラボ無しPCの注意点とおすすめ!
ゲーミングPCの買い替えでグラボ流用を前提としたグラボ無しPCを選ぶメリットや注意点、実際に買って良かったと思えるグラボを使い回し用パソコンのおすすめを紹介します。
目次
安さだけではないグラボなしPCを買い替えに選ぶメリット
ゲーミングPCの買い替えで、グラボ無しを買うメリットがあります。
一番の理由としては、買い替え前のPCのグラボを使い回す(流用)ことで価格を安く抑えることができることです。
このイニシャルコストを安くできることはすぐ思い浮かぶことですね。
しかし、他にも重要な理由があります。
グラボが故障したかどうか調べるための切り分けが可能なのでメンテナンスなどのランニングコストも抑えられるというのがあるんです。
BTOパソコンでグラボ無しのPCは、当然ながらグラボ無しで画面表示して動くようにできています。
なので、BTOにグラボを後付けしてPCが動かなくなったとしても、グラボを外せば動くならグラボが故障していると確認ができます。
つまり初期不良の対応もしやすく、PCの保証期間を過ぎても自分でグラボ交換して修理が簡単です。
これが、ゲーミングPC用CPUのインテル Core i5-10400KFやi7-10700KF、i9-10900KFなどGPU非搭載CPUだと、グラボを外すと当然ながら画面表示できないので、グラボが壊れてるのかそうでないかの違いを確認できません。
ちなみに、ゲーミングPCは通常保証期間は1年ですが、グラボ単品で買うと3年保証のものもあるので、その分だけお得になります。
自分でグラボ交換できる方がグラボ無しPCを購入すると、PC修理もやりやすくなるので、イニシャルコストだけでなくランニングコストも抑えることができるんです。
グラボ無しPCの購入は推奨の余地があります。
ケースが重要!オフィス用PCを選んではいけない!
グラボ無しPCは通常のオフィス用PCが殆どになりますが、グラボを流用(使い回す)ならオフィス用PCは安易に選んではいけないPCになります。
基本的にオフィス用PCは、長期間のグラボ搭載を考えていないPCケースを採用し、ハイスペックなグラボのサイズを考慮したスペースやエアフローではありません。ホコリ対策も不十分の可能性大です。
特にオフィス用PCで多い省スペース型PCを生半可な知識で買うと、高確率でグラボが挿せません。絶対に後悔するので買わないほうが良いです。
これは言い換えると、グラボ流用(使い回し)する場合にグラボ無しPCで一番重要視したいのはPCケースということです。
グラボを使いまわすのだから、グラボを搭載することを考えたケース選びが必要ということです。
最低でもグラボを挿せるスペースが350mm(35cm)はあることを確認すべきです。
通常グラボは300mm(30cm)前後が多いですが、ギリギリだとエアフローが悪く最悪の場合は熱暴走を起こしかねないので注意しましょう。
サイズが小さいショート基盤のグラボならスペースが無くても挿せることもありますが、個人的にあまりおすすめはしませんね。
以前に実際に使ったところ初期不良に当たりましたし、ファンが小さいので熱暴走しやすいのではという不安があります。
グラボ無しPCはワークステーションがおすすめ
グラボを使い回してゲーミングPCを買い換えるなら、ワークステーションと呼ばれるようなものがおすすめです。
ワークステーションは仕事や研究で主に使われるため、ゲーミングPC以上のスペックや堅牢性が求められます。
私が大学生時代の研究室では実際にワークステーションが使用されていましたが、CGや画像、動画編集に使われることも多いため、配信をしたい方にもおすすめできます。
最近だとディープラーニングなどにも使われるため、ハイスペックなグラボ搭載で24時間稼働の長時間使用を考えぬかれたPCケースを採用するのが普通です。
PCケースにおいて、ゲーミングPCとワークステーションの違いはいくつかあります。
ゲーミングPCケースは何がなくとも冷却性能重視ですが、その代わりに静音性が低いため五月蝿いというデメリットがあります。
一方、ワークステーションはハイスペックグラボの搭載を前提に充分な冷却性能があり、かつ静音性も重視されてバランスが良い傾向です。
自分で冷却性能の良いファンを搭載したグラボを購入すれば、ワークステーションのデメリットは殆ど無いことになります。
グラボ無しで価格が安くなった分、ケースなど他のパーツではケチらないようにするのがグラボ使い回しのコツです。
以下はツクモというBTO PCのワークステーションのリンクですので、よければご覧ください。
CPUはハイスペックがおすすめ!
グラボを使い回してゲーミングPCを買い換えるということは、将来の最新グラボに交換するのが前提だと思います。
ならば、グラボ無しPCはCPUスペックをかなり重視すべきです。
なぜなら、CPUスペックが低いとグラボの足を引っ張るからです。
例えば現在でいえば、i7-10700KのCPUを搭載した場合、3年後のミドルハイスペックグラボ程度でもCPUが足を引っ張ることになり、ハイスペックグラボに至っては交換する意味がなくなることすらあります。
これは実際経験したことですが、2013年1月にi7-3770を搭載したPCでも、2016年のGTX970では若干足を引っ張り、GTX980では完全にCPUがボトルネックになって頭打ちになりました。
PCゲームにもよるので一概には言えませんが、現在で言えばハイスペックCPUであるi9-10900K以上を搭載しないと、3年後くらいでグラボ交換してもコスパが微妙な感じになるので注意です。
グラボ無しPCではインテル Core i9-10900K以上などハイスペックCPUを強くおすすめします。
電源容量は650W以上推奨
グラボ無しPCはグラボがないだけあって標準構成だと電源容量が低めの場合があるので注意です。
BTOでは電源容量を変更して多めにカスタマイズできるので最低650W以上にしましょう。
何故かと言うと、現在のグラボで一番人気のRTX3070で650Wが推奨されるからです。
RTX 3080やRTX 3090といったハイスペックグラボを搭載する予定なら最低750 W 以上が推奨されます。
ハイスペックなグラボを搭載するつもりがなくても、経年劣化や故障で出力が下がるかもしれないのでできるだけ多めの電源容量がおすすめ。
電源は自分でも交換しようと思えばできますが、裏配線とか自分でするのは面倒なので最初から交換の手間なく大容量にしたほうが後悔しません。
電源メーカーについては最近そこまで質が悪い評判は聞かないので神経質になることはないですが、Seasonic製の電源があったら選んでおくと安心です。
Seasonic製は長期保証が付いてるだけあって耐久性の評判が良いです。
グラボなしはツクモのワークステーションがおすすめ!
グラボ無しPCで一番のおすすめはツクモのeX.computerワークステーションです。
中でもインテルCore i9-10900K 搭載の『WA9J-D201/Z』T や i7-10700Kを搭載した『WA7J-C201/ZT』ワークステーションがグラボ使い回しのゲーミングPCとして推奨します。
もちろんAMD製のCPU搭載モデルもあるのでコスパ重視ならおすすめ。
ツクモはメモリが標準でメジャーチップ採用な上に、国産も選択できるので評判が良いBTOの一つです。
そのツクモの最新ワークステーションはケースが一新されてデザインも良く機能性も向上しています。
通常のオフィス用PCと違ってPCケースがグラボ搭載を前提とした設計なので、最長350mmのグラフィックボードが入るサイズになっています。
実際にBTOとしてグラボを選択できるので、最初からグラボ増設して出荷するモデルも購入可能。
執筆現在RTX 3080にも対応しています。
裏配線なので内部がスッキリしてますね。
裏配線はメンテナンス性が良いだけでなくエアフローを妨げないレイアウトなので、通常と比較して冷却性能も高いのもポイントです。
さらにホコリ掃除がしやすい着脱可能の防塵フィルターが上部と底部の2つもあります。
上部排気口のメッシュフィルターの上には天板がありますが、少し浮いていてスリットができています。
これは上から落ちるホコリが入らないような対策となっています。
通常のよくあるゲーミングPCは上部に排気口がありますが、PC電源を落としている間はホコリが入ってしまい寿命を縮める要因になります。
しかし、ツクモのワークステーションのケースはPC停止中でもホコリが入らない対策が施されてるということです。
天板も取り外し可能なので、メッシュフィルターについたホコリ掃除も簡単。
つまりホコリ対策が万全なPCケースです!
ツクモはゲーミングPCのフラッグシップモデルとしてG-GEAR neoシリーズがありますが、ホコリ対策を考えた場合はこのワークステーションのほうが便利です。
価格もワークステーションにグラボ搭載のほうが1.7万円ほど安くなります。
その代りG-Gear neoは前面リアファンが2つあり、最大412mmまでのグラボがさせますが、そこまで大きな差ではないです。
ワークステーションは標準構成でリアファンが一つですが、BTOなので二つ目を+1800円でつけることが可能です。
静音性に関してはリアファン一つでメッシュフィルターの上に天板があるワークステーションのほうが良いので、配信をする方にもおすすめできます。
電源は標準だとCWTの最大700W、定格650Wですが、【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 FOCUSシリーズ (定格750W) や Thermaltake PS-TPG-0850FPCGJP-R (定格850W)といった電源容量がさらに大きいのがおすすめ です。
他にはオプションCPUクーラーで【120mm PWM Fan】CoolerMaster製ヒートパイプ式CPUクーラー (RR-212X-20PM-J1 / 長寿命高耐久FAN)が結構冷えるので夏場でも長時間動かすなら推奨します。
冷却だけでなく静音性も重視するなら【水冷】NZXT製 水冷一体型CPUクーラー(140mmクラスラジエーター / 大口径で低ノイズな140mm高静圧ファン)がおすすめ。
ワークステーションは仕事や研究として使用を想定されたPCなので標準構成だとOSがpro版Windows 10ですが、ゲーム用だけに使うなら安いHomeの方でも構いません。
ただproのほうが機能が豊富なのでお金があるならproのままをおすすめします。特に自動アップデートを止めれるのでウィンドウズアップデートでバグがあると嫌な人はproがおすすめ。
さらにワークステーションの良い点として、購入キャンペーンでポイントがG-GEARの2倍の5000も貰えることがあるのでお得です!
このポイントを使ってメモリやSSDやHDDを増設したり、新しいグラボ費用にするのが安くゲーミングPCを買い換えるコツですよ。
評価・レビュー内容は、執筆現在のものなので変わる場合がありますが、さらにお得なキャンペーンになってることもあります!
下記リンク先の「詳細はコチラ!」の画像をタップして実際に確認してみてください!
ワークステーションモデル WA9J-D201/ZT販売元 | ツクモ | |
---|---|---|
CPU | インテル Core i9-10900K プロセッサー | |
GPU | インテル UHD グラフィックス 630 | |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | |
SSD | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) | |
HDD | 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) | |
電源 | CWT製 700W (定格 650W) 80PLUS BRONZE対応 | |
価格:162,800円 |
![]() |
販売元 | ツクモ |
---|---|---|
CPU | インテル Core i7-10700K プロセッサー | |
GPU | インテル UHD グラフィックス 630 | |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | |
SSD | 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続) | |
HDD | 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) | |
電源 | CWT製 700W (定格 650W) 80PLUS BRONZE対応 | |
価格:144,801円 |
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おすすめのBTOメーカー・パソコンショップ
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ツクモ(G-GEAR)
一番おすすめなのがツクモのゲーミングPCです。
PCの種類が多く、安心の国内生産なので出荷が早く、初期不良率も低く対応がよくてサポートも良いです。
実際に購入して保証期間が過ぎてもメールで質問すると次の日に返信が来たりしました。さらにツクモのゲーミングPCは、セール無しでも最安値であることが多くコスパが良いです。
マウスコンピューター(G-Tune)
次におすすめなのが、マウスコンピューターのゲーミングPC G-Tuneです。
こちらも安心の国内生産なので出荷が早いです。今までG-TuneのPCを10台ほど触りましたが問題なし対応がよくてサポートも良いです。
また、水冷使用のGPUやCPUを登載しているPCも販売しており、かなりハイスペックです。
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