ゲーミングPCのおすすめの選び方
ゲーミングPCとは、PCゲームが動くパソコンですが、自作とBTOの2種類があります。グラフィック性能が重視されるため、家電量販店などで販売されている普通のPCはPCゲームに適していません。
自作とBTOの違い
自作は、ゲーミングPCを安くするのに、真っ先に浮かぶかもしれませんが、OS込みだとBTOより高くなります。その上、パーツの相性問題・故障などは、自己責任。
なぜ、自作よりBTOが安いかというと、BTOメーカーは大量にパーツを購入しているため、個人が買うよりも激安になっているからです。
ゲーミングPCのおすすめはBTO
BTOとは「Build to Order」の略です。PCパーツを注文時に選べるため、自作PCのメリットがありつつ、相性問題・故障も解決してくれます。初めてのゲーミングPCとしておすすめです。
メリット
- PCパーツを選べるため、格安から最強ハイスペックまでゲーム用PCが手に入る
- 基本的に自作より安い
- 相性問題も無く、保証期間内なら故障にも対応
おすすめのBTOメーカー・販売店
まず選ぶのはメーカー・購入店ですが、数多くあります。そこで、自作・BTOを含め実際に各メーカーのPCを80台以上触ってきた経験から、おすすめのゲーミングPCメーカーを選びました。
ツクモ(G-GEAR)
一番おすすめなのがツクモのゲーミングPCです。
PCの種類が多く、安心の国内生産なので出荷が早く、初期不良率も低く対応がよくてサポートも良いです。
実際に購入して保証期間が過ぎてもメールで質問すると次の日に返信が来たりしました。さらにツクモのゲーミングPCは、セール無しでも最安値であることが多くコスパが良いです。
そのツクモのブランドは、ゲーミングPCがG-GEARです。
他にeX.computerというブランドもあり、その中のクリエイターPCはグラフィックボード・GPU搭載なのでゲーミングPCと同等スペックを持ちます。
マウスコンピューター(G-Tune)
次におすすめなのが、マウスコンピューターのゲーミングPC G-Tuneです。
こちらも安心の国内生産なので出荷が早いです。今までG-TuneのPCを10台ほど触りましたが問題なし対応がよくてサポートも良いです。また、水冷使用のGPUやCPUを登載しているPCも販売しており、かなりハイスペックです。
マウスコンピューターのゲーミングPCブランドは G-Tuneで、ドスパラよりも先にカッコいいPCケースをゲーミングPCに搭載していた先見の明があります!
パソコン工房
パソコン工房はレベルインフィニティというゲーミングPCを出しています。
ドスパラ
ドスパラのゲームPC ガレリアです。
インテルCPU登載デスクトップPC販売実績が、アジアパシフィックジャパン圏内でNo.1になったことも!つまり、日本どころかアジアで一番売れていたんです!
セール・無料アップグレード を狙うと最安値になることも!セールは頻繁にあるので、こまめにチェックしましょう。
エイリアンウェア(デル)
デルのゲーミングPC ALIENWARE(エイリアンウェア)も有名です。
海外プロゲーマーの大会で特に使用され信頼性は高いです。また、デザインも格好良くプレミア感があります。
さらに、エイリアンウェアのノートPCは外付けグラフィックボードに対応しているため、購入後もデスクトップと同じように自分で強化できます。
ただ、弱点も有り、お値段は他より高い傾向にあります。
FRONTIER(フロンティア)
フロンティアは格安デスクトップ・ノートPCはもちろん、SSD、最新グラフィックカード搭載ゲーミングPCなどご希望のカスタマイズも可能です。
やりたいPCゲームからゲーミングPCを
メーカーを決めてサイトを見に行っても、ゲーミングPCがたくさんあって迷ってしまいますね。
そこで各メーカーでは、PCゲームの動作確認をした推奨PCを用意しているので、そこから選ぶのがおすすめです。
また、推奨PCが無かったり、遊びたいゲームが複数あった場合は、問い合わせてみましょう。チャットでも聞くことができます。
デスクトップかノートPCか
パソコンには、デスクトップとノートがあります。
デスクトップの特徴
- 処理速度を比較するとコスパが良いため同スペックならノートPCより安い
- 購入後もスペックをアップグレードできる
- ケースが大きいため、排熱性は良いが、場所をとる
- モニタは別価格、マイクやWEBカメラも別売り。
ノートPCの特徴は逆になります。
迷うようなら、デスクトップをおすすめします。
ゲーミングPCは高くなりがちなので、コスパが良いのはありがたいです。
モニタは一度買えば次にデスクトップPCを買い替えた時は書い直さず使い回せるので、モニターが既にあるならデスクトップのほうが格安になります。PCモニタはHDMI端子があるTVを代わりに使うこともできます。
また、ゲーミングPCはハイスペックなパーツを使うため熱が出やすいので、排熱性が高いのは非常に大きいメリットです。ノートは小さいので丸一日プレイするとか長時間使用では熱がこもりやすくなって熱暴走する可能性など、排熱関係の問題があります。
ゲーミングノートを選ぶ注意点
やはり「サイズ的にデスクトップの置き場所が無い場合はゲーミングノート」が有力な選択肢の一つだったりするので「どうしてもノートPCでゲームをしたい!」という方も少なくないと思います。
さらに、ノートPCのメリットはモニタと一体型で小型であり、基本的にカメラやマイクもあるオールインワンPCです。 デスクトップと違って面倒な配線も無いため、買ったらすぐテレワークが可能なのでコロナで需要も増加、ノートパソコンは再評価されてます。
そこで注意点があるのですが、ノートが欲しいなら自分が欲しいと思うスペックよりも1段上の性能のゲーミングノートを推奨します。
ギリギリすぎるスペックはおすすめできないということですね。
スペックや価格をケチると、他のゲームができなくなったり配信したくなったけどスペック不足だったりで後悔することがありますが、デスクトップのように後からアップグレードして対応することはノートだと不可能だからです。
それでも迷う場合はGPUから
ゲーミングPCの性能は、グラフィックス(GPUというパーツ)が最重要なので、それから選ぶという手もあります。なお、その次に重要なのがCPU、メモリです。
GPUはRTX 3060以上がおすすめ
GPUにも色々ありますが、2023年現在、最新のPCゲームをやりたいが、なるべく安くしたい、というコスパ重視な方におすすめは RTX 3060 や RTX 4070 です。
歴史的に見てゲーミングPCの売れ筋はハイスペックより少し下のミドルハイのグラボ搭載PCがよく売れます。
ですので RTX 3060 や 4070 がそれにもれず1番人気ですね。
他にさらに安くというと GTX 1660 や RTX 3050 シリーズで、1世代以上前のミドルハイスペックGPU 以上の性能を持ちながら、価格は安く消費電力も 最大80W 少ないです。
GTX 1660 以上のGPUは、最近はやりのVR(バーチャルリアリティ)にも対応しています!
なお、現在のハイエンドはRTX 4080 と RTX 4090ですが、これもVR特需で飛ぶように売れています。
グラフィックボードの比較と最新のおすすめはコレ!ノートとの違いと交換の注意点もその他のゲーミングPCスペックについて
初心者向けに簡単に説明します。さらに詳しいことは別記事に書いたので参考にどうぞ!
CPUはi7-13700以上がおすすめ
CPUはパソコンの頭脳なので、GPUの次に重要です。性能が低いとGPUの足を引っ張ることもあるため、なるべく高性能にしたほうが良いです。
具体的には、GTX 3060 以下なら Core i5 でも良いですが、RTX 4070以上ならCore i7 シリーズ以上、特にRTX 4080以上はi9シリーズがおすすめです。
i9 シリーズは、i7 シリーズより1.5万円以上高いですが、今から買い換えるなら将来性がある方が良いです。数年後にグラボだけ交換しても、比較てき足を引っ張らないCPUです。
ゲーミングPCのCPU比較の仕方。最新 i7のおすすめはコレ!メモリは最低8GB以上、推奨16GB、配信やVRは32GB以上
殆どのPCゲームではメモリ8GB以上が最低限であり、ゲーミングPCと言われてるPCで登載されています。
ただし、最新PCゲームの推奨スペックを考えた場合メモリ 16GB 以上がおすすめ。
特に、配信・実況、画像・動画の編集等をしたり、VRChat や MOD導入するなら 32GB以上が必要スペックですが、極稀に32GBでも不足することがあります。
不安だったり自分でメモリ増設できない方は最初から超大容量にしたいと思うかもしれません。しかし、よほどのことがない限り多くても64GBがおすすめ。稀にメインメモリが多すぎることで問題が起きることがあるからです。
配信はCPUとメモリが重要
実況・配信したい場合は、グラボ・GPUだけでなくCPUとメモリも重要です。
特にメモリ 16GBは最低限の必要スペックです。
メモリが少ないと、PCの故障を防ぐため動画配信アプリやゲームが落ちることが多いです。
CPUも重要で、生配信(リアルタイム)でWEBカメラも使用すると、コア数スレッド数の多いCore i9 シリーズやRyzen 9 以上がベストになります。
SSDがあると何年たっても新品同様
SSDにOSをインストールすると、何年たっても新品同様の快適さなので、中古に売ろうなんて思うことは無いです。
容量は、最低250GBですが、おすすめは1TB以上です。
最近のゲーミングPCでは標準搭載していることが多いですが、なくても購入時にカスタマイズで追加できます。
BTOのゲーミングPCでは、2台目のSSDを搭載することも可能。
システム用のCドライブとは別にゲーム用でSSD増設はゲーミングPC寿命を伸ばすことができるので、おすすめカスタマイズの一つですね。
電源はちょっと良いのにするのがおすすめ
ゲーミングPCで電源は意外と重要です。
グラフィックボードは種類ごとに最低限必要な推奨の電源容量があるからです。
最近はあまりありませんが、ギリギリの電源容量で登載してることがあります。
ギリギリだと、経年劣化で電源容量が減ったり、数年後にハイスペックなグラフィックボードに交換しようとした時に足りなくなるかもしれません。
実際のところ、グラフィックボード登載PCの全体の消費電力量は、推奨電源容量の50%~60%程度が多いので、足りてなくても動くことは有りますが、あまりおすすめはしません。
また、ゲーミングPCでは基本的に多くても1日8時間くらいの稼働を前提としていることが多いので、一日中の廃プレイには向いていない電源の場合があります。
電源が故障したり粗悪品だと、他のPCパーツを巻き込んでしまう恐れもあります。
特に電源不足による強制終了はSSDやHDDの寿命に大きく影響し、最悪データを破壊します。
なので、標準搭載より少し容量が多い電源にするのが、PC寿命を伸ばすコツです。
具体的にはハイエンドグラボの+100W以上、できれば+150W 以上多めにするのがおすすめ。
ケースはミドルタワー型以上だと拡張性がある
デスクトップPCケースは、一般的なミドルタワー型、それより大きいフルタワーの他に、ミニタワーやスリムタワー、ボックス型といった省スペースタイプもあります。
省スペース型のPCケースは、後でゲーム実況や動画撮影をしようと思っても、キャプチャーボードが刺さらなかったりするので注意です(とはいえ、最近はUSB対応型でも高性能のものが多いので、そこまで気にしなくても良いかもしれません)。
また、省スペース型だと長いグラフィックボードが刺さらないことがあります。最近の省スペース型ゲーミングPCはグラボ登載スペースは広いですが、グラボ交換する予定ならよく確認しましょう。
ミドルタワー型のPCケースはスペースも広く、ATXマザーボードなので拡張性もあるため、そういった問題を解決しやすいです。将来どういった使い方をするかも考えてPCケースを決めましょう。
ゲーミングPCの比較・検索
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